ISHIZUE

冷たい眼

楠田 匡介

アトリエに鳴り響く銃声。唯一の目撃者はマネキン人形だった。殺人の手がかりを追っていた田名網幸策警部は、マネキン人形そっくりの女を目撃する…。

人形がアトリエからひとりでに歩き出したのか?被害者の残した最後の言葉の意味とは?

著者初の長編小説『模型人形殺人事件』を改題した表題作、怪奇小説の傑作『水母』の二作品を収録した、待望の復刊!


※この作品は1960年に光風社から発売された『冷たい眼』を新たに脚注を加えたうえで復刊したものです。

Published 2025-05-30
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Contents

  • 冷たい眼
    • 第一章 アトリエの惨劇
    • 第二章 指紋と片眼
    • 第三章 二ツ目の人形
    • 第四章 還元人間
    • 第五章 消えた影
    • 第六章 人形嗜好症者
    • 第七章 ヴェラスケスの絵
    • 第八章 殺人迷路
    • 第九章 人形の化身
    • 第十章 一粒のダイヤ
  • 水母
    • 一〇
    • 一一
    • 一二
    • 一三
    • 一四
    • 一五